あせらず、さわがず

アラフィフおばさんが脈絡なく書いてるブログ~あとは野となれ山となれ

酒蔵オペラ&さわかみオペラ

茨城県土浦市に住み始めたとりあえずです。

3日も前ですが、5/26に福島県喜多方市に一泊旅をしてきました。目的は
「酒蔵オペラ」鑑賞です。f:id:toriaezu113:20180529121022j:plain

私は主催者である財団の理事長、澤上篤人氏のファンであります。澤上氏の活動を追いかけながら自分の人生も豊かにしようと秘かに思っています。
オペラを観たことはないのですが、福島ならそんなに遠くない、料金3000円という理由で行くことにしました。

福島県は親の出身地であり、仙台にいた時は、茨城県北部の実家に帰る際に必ず福島県浜通りを通っていました。私には身近な土地です。とはいえ、会津方面は初めてでした。

土浦から喜多方までは車でおよそ3時間でした。

喜多方でラーメンも食べました。ラーメン店が集まる所から少し離れた「さくら亭」の「さくら咲ラーメン」。桜の花がのっております。
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塩味のスープに桜の花の香りとしょっぱさが、とても良く合っていました。

酒蔵もオペラも初めてなのであれこれ述べることはできませんが、
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行って良かった!素敵だった!

まず、いきなりオペラ!物語!じゃなく、日本の歌曲と有名なアリアで歌手一人ずつ、1曲ずつ歌と音楽を楽しんでから、物語・演技・演出を加えたオペラに行く流れ。今思えばとても親切な構成で、さすが初心者目線、生活者目線を基本とする澤上氏♪

そのオペラの演目は「愛の妙薬」のハイライト。スライドの訳詞に「おいら」なんて一人称が出てくるような庶民の男女が、「愛の妙薬」によってお互いを愛するようになっていく場面。妙薬という名の安ワインには、会場を提供した大和川酒造の一升瓶をもってくる地元ならではの演出。瓶とラベルから、純米吟醸酒「弥右衛門」かな。

演出という演出はこれだけだったと思う。歌手達は動いて演技はするけどドレスにタキシードのまま。特に舞台装置も小道具もない。あるのは楽器2つ(ピアノとコントラバス)と歌と音楽と人

なのに、男女が惚れ合っていく「だけ」の場面に、私は引き込まれ、感動してしまいました。

まあ、惚れていくまでにもいろんな出来事や心理が絡みます。それもみんな世俗的、あるある的な。だから分かる気がするし、身近で愛らしくもある。

「分かる」→「はあー……素晴らしい…」になったのは、私の場合、やっぱり歌と声の力です。マイク無しで会場の酒蔵を声で満たすってものすごい力です。歌声がいたるところで反響して、それが降りそそぐというのかしら。よく分からないけど幸せも感じたり。

あと、ピアノのスゴさも印象的でした。ミニサイズのオペラだからオーケストラはないんだけど、その音域の広さで文字通りオーケストラをやってました。演奏者一人でそれが出来るから、楽器の王様なんですね。コントラバスがいたのは、勝手な推測だけど、あれだけ響く声(場面が盛り上がるにつれて2声にもなるし)を支えるにはもう1本楽器が必要なのでしょう。

そして、最後に澤上氏の挨拶。「オペラは総合芸術。観客も含め、いろんな力が集まって初めて楽しめる芸術。そしてその時で終わり。」ていう意味の話をされまして。
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これに深く納得しました。ミニサイズだけど総合にして一瞬の芸術がついさっき目の前にあったのだから。
だから、今、その場その時を楽しまないといけないんですね。
生活も人生も同じだなーってこともふっと思いまして。多種多彩の要素が結集して成り立つところ、過ぎた時間に戻ってやり直すことが出来ないところ。
澤上氏のおかげでひとつ学びが深まりました。

澤上氏はオペラの魅力の後も、来年も大和川酒蔵でやります!いずれは喜多方プラザ、999人のホールでやります!あそこなら歌手は〇名で、楽器も△△が〇名、▲▲が〇名…次々とイメージを語り出し。
九百、九十、九人をやたら強調。一見そうは思えませんが、熱いです。私が澤上氏を素敵だと思うのはこういうところです。

喜多方に行って良かったのはオペラの魅力もさながら、尊敬する澤上氏の言葉を本人から聞けたことも、私の中では大きいのです。

ずいぶん長くなってしまいました。もう終わりにします。
読んで下さった方、ありがとうございました。